先週からコーヒーボーイの「リントン・マンデリン」を飲んでいます。インドネシア・スマトラ島産のマンデリンの中でもクオリティの高いプレミアムコーヒーで、いつも好んで飲んでいるティピカ種(ペルー産とかグアテマラ産とか)と同じアラビカ種起源のものですが、甘味は控え目で酸味はほとんど感じられず、深いコクと苦味が特徴の漢らしいコーヒーといえるでしょう。

焙煎はかなり深めで黒褐色になっているので見た目にも苦そうです。カップに注いで味わってみるとやっぱり苦味が強いですが、それは緩んだ心をキックするような強い刺激を与えてくれる味でただ焦げ臭いのとは訳が違います。飲んでいくうちに控え目な甘さがそっと舌を支えてくれるあたりはビターチョコをなめているときの感じに似ています。

後味にビターチョコレートのようなとろりとしたものが残るあたりがマンデリンならではの深いコクのなせる業で、苦さの奥に太い芯がある筋肉質なコーヒーという趣で何ゆえ巷でマンデリンといえば「男性的な深いコク」といわれるのが理解できました。

専門店で個性の強いレギュラーコーヒーを買うことで新しい発見ができるのは本当に楽しいことです。