思黙庵

カタクリ自生地を見に行った後は、津和野へ向かいます。広島県から島根県への移動ですが1時間もあれば到着します。目的地は、以前小倉でお世話になったシェフが開いたレストラン「思黙庵」です。

街中だけど観光客もあまり来ない通りをちょっと奥へ入ったところにある隠れ家レストランです。元はお茶の先生の家だったそうで通されたのは座敷、しかも炉が切ってあり茶室としても使えるのにはびっくり。

メニューは選択の余地なく「本日の弁当」ですが、和の素材をフレンチの技法で上手に料理してあってどれを頂いてもちょっとした驚きを味わえるのが嬉しいところ。シェフの遊び心は健在でした。

量は当然のように足りないので(笑)、シェフにおねだりしてお任せで追加します。これはムール貝とハマグリのオーブン焼き。香草の香りと潮の香りが漂います。

一転して野趣あふれる自家製ソーセージのグリル盛り合わせ。素材はイノシシです。市販のソーセージと比べるのが間違っているのですがパンチあふれる密度の高い肉の味と香辛料のハーモニーに圧倒されます。

デザートもおねだり。ロールケーキ、小豆のブラマンジェも美味しかったけどガトーショコラの深みのある甘さは最高でした。
シェフが一人でやっているのでサービスが至らないと思う人もいるかもしれませんが、気長に待っていれば間違いなく美味しいものが申し訳ないくらいの値段で頂けるレストランです。通い詰める訳に行かないのが残念ですが、津和野に行く事があればまた立ち寄りたい店です。
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