去る2/25の事ですが、はるばる長崎県美術館まで「オルセー美術館展」を観に行ってきました。アール・ヌーヴォー期の工芸品や室内装飾の最高峰を観る事が出来る貴重な機会だったので楽しみにしていたのですが、ツイッターで「行きたい、観たい」とつぶやいていたところ、@fukiage 先生が同行してくれる事になりました。

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出島の再開発が完了してから長崎に来るのは初めてです。もちろん長崎県美術館に来るのも初めてですが、長崎自動車道の終点、長崎ICに直結しているながさき出島道路のトンネルを出ればすぐ目の前です。

美術館はガラス面の大きいモダンでクールなデザイン。エントランス前には企画展を紹介する大きなデジタルサイネージが。
パリの邸宅のサロンや書斎や寝室を模した展示で往時をしのびながら、ランプや家具や諸々の装飾品を眺めている内に頭の中はベジェ曲線で埋め尽くされて行きました。そういえばあれもフランスで生まれたのでした…
19世紀末から20世紀初頭に移ろう時代の中で、美術品が工芸品になりある程度の量産が可能になりある程度お金があれば買える時代になったわけですが、グラフィックデザイナーやインダストリアルデザイナーの存在価値がこの辺りから生まれたと考えてもよいでしょう。拙いながらもデザインに関わる仕事をしているつもりなので心して観てきましたよ。

企画展だけでも満足出来たのですが、常設展示のスペイン美術コレクションは中世の宗教画から現代の抽象画まで幅広いコレクションでこちらも満足。これだけの量を系統だった形で観れるとは思わなかったので嬉しい驚きでした。
車で行っても駅から歩いても便利のいい場所なので、また面白い企画展があったら行ってみたいですね。
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くじゅう野の花の郷の次は「榎木孝明美術館」に行きました。ここは「九州芸術の杜」の施設の一つで、俳優・榎木孝明の水彩画が展示されています。

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榎木孝明の水彩画はロケや撮影の合間にスケッチブックを取り出して素早くデッサンして軽く色付けしただけ(想像)に見えるのですが、だからこそその風景の本質的なものを確かに切り出しているように思えました。残念だったのは出演作のポスターなどが絵の合間合間にTV-CMのごとく貼ってあり絵に集中できなかった事ですね。

前田真三写真美術館。風景写真の大家、前田真三の作品が展示されています。雄大な風景から郷愁を感じさせる田舎の風景まで一瞬を永遠に切り取る写真ならではの芸術性を感じさせる作品が堪能できました。しかしここも展示が残念で、なぜか昆虫標本が写真の合間合間に飾ってありました。
せっかく良いロケーションで素晴らしい作品を収蔵しているので、もう少し考えた展示をして頂ければな、と思いました。
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